| ISO/TS16949 概要 |
適用範囲
1.1 一般
この規格は、次の二つの事項に該当する組織に対して、品質マネジメントシステムに関する要求事項について規定する。
@顧客要求事項及び適用される法令・規制要求事項を満たした製品を一貫して提供する能力を持つことを実証する必要がある場合。
A品質マネジメントシステムの継続的改善のプロセスを含むシステムの効果的な適用、並びに顧客要求事項及び適用される法令・規制要求事項への保証を通して、顧客満足の向上を目指す場合。
このTSは、ISO9001:2008に追加して、自動車関連製品の設計・開発、生産、並びに該当する場合、据付及びサービスのための、品質マネジメントシステム要求事項を定める。
このTSは、顧客が規定する生産部品及び/又はサービス部品を製造する組織のサイトに適用する。
設計センター、本社及び配給センターのような支援部門は、サイトに隣接していても離れていても、サイトの支援についてサイト審査の一部とはなるが、それらが単独でこのTSの認証を得ることはできない。
このTSは、自動車業界サプライチェーンのどこに位置する組織に対しても適用することができる。
1.2 適 用
この規格の要求事項ははん(汎)用性があり、業務及び形態、規模、並びに提供する製品を問わず、あらゆる組織に適用できることを意図している。
組織及びその製品の性質によって、この規格の要求事項のいずれかが適用不可能な場合には、その要求事項の除外を考慮することができる。
このような除外を行う場合には,除外できる要求事項は箇条7
に規定する要求事項に限定される。
除外を行うことが、顧客要求事項及び適用される法令・規制要求事項を満たす製品を提供するという組織の能力又は責任に何らかの影響を及ぼすものであるならば、この規格への適合の宣言は受け入れられない。
このTSに対して唯一許可される除外は、製品の設計・開発責任のない組織の場合の7.3に限られる。
製造工程設計は、許可される除外対象とはならない。
ISO/TS16949:2009が対象とする組織は、一般乗用車、バス、トラック、二輪車の製造段階で使用される製品・部品(生産材料、サービス部品、仕上げサービス等)を提供するサプライチェーン(供給者)です。
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| ISO/TS16949は利益を生むか? |
ISO/TS16949はISO9001品質マネジメントシステムをベースに、それらの要求事項にさらに多くの要求事項を付け加えた品質マネジメントシステムです。
よって基本的にはISO9001ですから確実に利益を生みます。
しかし、TS16949自体の要求事項は非常に多く、管理面にもかなりの人工(ニンク)を必要としますので、利益分の一部がその管理で費やされると考えたほうがいいでしょう。
しかし、自動車向け品質管理ということで、認証されれば社会的にも顧客にもかなりのアピールにはなるでしょう。 |
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